カテゴリ:狩猟



2021年も残り僅かです。
寄り道 · 28日 12月 2021
外はだいぶ寒くなってきました。2021年も残りわずかです。 こちらのHPでは、ドイツのハンティングシーンを中心とした狩猟関連トピックをBlog記事としてご紹介させていただいておりますが、他の業界と同様、独狩猟業界もCovid-19の影響を大きく受けた2年間でした。 独狩猟ビジネスでは、新製品発表、或いは同業者が一斉に集結する機会として業界内でその存在を知らない人間は皆無というイベントが幾つかあります。Jagt und Hund と IWA Outdoor Classics です。しかしながら、この2年、これらイベントも日程の再調整をせざるを得ない状況が続きました。 製造/販売に携わる業界関係者にとっては未体験ゾーンでのビジネス舵取りを迫られたこの2年でした。こうした状況下、ドイツ狩猟業界の大小プレーヤーたちも突然の環境変化に順応する努力、そして市場が再び大きく動き出すであろうこの先の未来への備えを怠ってはいませんでした。

倍率と距離。100m, 50m レチクル実寸 (Vixen 6-24x58 MD10)
ライフルスコープ · 13日 12月 2021
ビクセンのレンジファインダーとライフルスコープを用いて各50m、100mと異なる距離におけるミルドットレチクル指標の違いを実際に確認してみました。上の写真はVixen 6-24x58のズームリングですが、10倍のところだけ赤色で表示がされています。これは、内蔵レチクルは10倍を基本として図面設計されているということを意味しています。距離100m、倍率6倍時において、スコープを覗きこんだ際に見えるレチクルの❝A❞は約16cm(*Vixenの仕様説明によると)とされています。16センチというのは、一般的なハガキの縦長さ程度です。ここではそれを横に倒したイメージですね。水平方向に延びるドットの間隔(A)が16cmであることから、左右に伸びるポストの間隔(B)は約166㎝ということになります。

目的に合ったライフルスコープを選択するには。
ライフルスコープ · 01日 12月 2021
ライフルスコープを含む光学機器には必ず倍率表記が製品本体に記されています。双眼鏡であれば 8x32, 8x42, 8x56,ライフルスコープの場合は1-6x24, 2-8x32, 4-16x44, 5-30x56 といった具合です。先に読む数字が倍率を示し、その数字と数字の間にある" - " ←これは変倍が可能なズーム式であることを示しています。末尾の数字はレンズ口径を表します。口径の表示単位はミリメーターです。今回は目的に合ったライフルスコープを選びましょう。といった趣旨のBlogになります。 色々なハンティングスタイルがありますが、今回はドリブンハントです。この狩猟スタイル用ライフルスコープで製品の競争力として常に挙げられる要素のひとつとしてFOV(Field of View)、日本語で実視野というものがあります。スコープを覗き込んだ際、100m先で幅何メートルまで見渡せるかということを示す数字です。

エアライフル 傾斜マウントのススメ
エラタック傾斜マウント · 19日 11月 2021
エラタック傾斜マウント。空気銃を所持している方、” エレベーションが足りない… ’ そんなご経験をされた方がいらっやるかもしれません。ロングレンジシューターへ向け、意図的に傾斜させたスコープマウントがあります。傾斜マウントは空気銃向けに用意されたマウントではありません。この製品の本来の需要者は、いくらエレベーションを移動させても正確にPOIを補正するためのレチクル目盛り自体がが足りない…という "超"長距離射撃(ELR: Extreme Long Range)といった競技市場で活動するユーザーグループです。ライフルスコープの光学的な不自由さを解消するため、幾つかのブランドからマウント製品が市場へ投入され、ニッチなユーザーニーズに応えています。

レンズキャップはどうなのか。その③
寄り道 · 04日 11月 2021
前回Blogにてご紹介させていただいたエアガン Steyr Scout のカスタムレザーパーツと色調を合わせ、Vixen 6-24x58 の対物レンズキャップを準備してみました。これまでのVersは少しダークな渋めの色でしたが、こちらは明るい感じです。

レンズキャップはどうなのか。その②
寄り道 · 10日 10月 2021
ハンティング用 ライフルスコープ Vixen 6-24x58のレザーキャップその2です。エアガンのSteyr Scout 用のレザーパーツに合わせて準備されたものになります。ベースレザーは同一ですが、ブラウン系からシボが入ったダークシルバーに変えたことで、レンズキャップの雰囲気はアウトドアギア用というよりも、グッとモダンな印象になりました。

エアソフトガン Steyr Scout。
エアソフトガン · 30日 9月 2021
ボルトアクション式 エアガン Steyr Scout ステアー スカウトの外観カスタマイズになります。久々のエアソフトガン関連です。今回、一度やってみたかったけれどなかなか出来なかったことをやってみました。試してみたかった事というのはライフル銃の外観カスタマイズです。しかしながら、そもそもそういった猟銃は所持をしておりませんので、エアガンのステアー スカウトでトライしてみました。黒色のSteyr Scoutは硬派な感じで良いのですが、同時に発売された別カラーVersion(外部リンク:バトンさんサイト)では、バイポッドのはめ込みパーツに切り返しの色が用いられており、それはそれでいいなぁと感じていたところでした。

レンズキャップはどうなのか。 for Vixen 6-24x58 ライフルスコープ
寄り道 · 21日 9月 2021
ハンティング用のライフルスコープ、Vixen 6-24x58のキャップです。今回はスコープのキャップについてのBlogです。キャップはレンズ保護を目的としてライフルスコープの対物側と接眼側に準備れさています。ご購入時にスコープに付属しているキャップは下の写真のようなプラスチック製ものが一般的です。跳ね上がり式のバトラーキャップタイプは、着脱の手間が無くやはり実用的で、最近ではこうしたキャップを標準化しているメーカーも少なくありません。ライフルスコープはハンターにとって大切なハンティングツールです。野外における雨風と埃塵から光学機器を保護するそのキャップは実用的ではあるものの何か無機質で、私にとってはなかなか愛着を湧かせにくいものでした。もう少しスコープキャップの選択肢というものは何とかならないものだろうかと、これまでずっと感じてきたところでしたが、今回のBlogを準備させていただくに際し、それを解決する糸口となる機会を得ました。

ゼロイン50m。 あれ?ターゲットは100m先。こんな時どうすれば?
ライフルスコープを取り付ける猟銃はユーザーによって様々です。そして、それら銃の最大有効射程距離も銃のタイプによって大きく異なります。従ってスコープのゼロインもひとそれぞれです。ハンターのみなさんは、出猟の際に自身がもっとも使用頻度が高い距離でそれを設定されていると思います。そこで今回のBlogタイトルです。ライフルスコープは、猟銃に対して水平そして平行に取り付けられるわけですが、故に、銃の射線(バレル穴からのボアライン)とスコープを覗いた際の視線(サイトライン)も同様に平行。ということではありません。右図はスコープのサイトラインイメージです。ライフルスコープを介して見えるターゲットの像は常に一直線です。

エアガン Steyr Scout にライフルスコープを乗せてみる(その①)。
エアソフトガン · 04日 8月 2021
ボルトアクション式 エアガン Steyr Scout にハンティング用 ライフルスコープ Vixen 6-24x58MD10 をマウントしてみます。狩猟用の空気銃と同様、レベラー(水準器)とボアサイターを用いながらそのセッティング手順を簡単にBlogへまとめてみました。このステアースカウトは玩具銃です。

さらに表示する