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ビクトリーショー2023年4月出展記

今回のブログは2023年4月末に浜松町にて開催されたビクトリーショーです。初めてエラタック仕様のブースにて出展をさせていただきましたが、当日までは不安な点も多く、サムズミリタリ屋さまには大変お世話になりました。さて、さっそくではございますが、Blogいってみます。

 

【エラタックとサバゲー】

ビクトリーショーへ出展させていただく迄の経緯について少し。

装薬銃及びエアライフルを使うハンターの方々、シューターの方々には、ドイツと狩猟とおいしい話 として出展させていただいた今回のビクトリーショーは少し唐突に見えているかもしれませんが、エラタックとサバゲーは、エアソフトを介して長く繋がっています。

 


エラタックを製造するドイツのRechnagel GmbH社には、マウントメーカーとして150年以上の歴史があります。

 

ドイツには、軍用銃器メーカーとしてのその大きな存在感、言わずもがなではございますが、ヘッケラーアンドコッホ社があります。同じドイツにルーツを持つメーカー同士、この2社の関係は濃密で、例えば、サバゲーでは皆さま見覚えのある、ライセンスド製品として世界のエアソフト業界に流通するG28に搭載された特徴的なマウント。実はエラタックです。

 

【エラタックの外装】

このエラタック、サバゲー向けとしては本格的すぎるスペックを有しています。本体ボディーにはA7075番のアルミニウム合金が使われています。超々ジュラルミンと呼ばれる軽量でありつつも優れた強度を持つといわれる合金です。

 

本体外装は、ミルスペックタイプⅢ準拠 ハードアノダイズドコートと呼ばれる、アノダイズドよりも更に厚い被膜で覆われ、軍用スペックを満たす耐久性を実現しています。

 

加えて、超ロングレンジ向けの用途として、0~70MOA(7ステップ調整ダイヤル)をダイヤルでシューターの任意でセットが可能という、本気の独製、メカニカルな軍用タクティカルマウントです。

 

エラタックの場合、上述の材質と外装コーティングは、拡張パーツへも同様に適用されています。

 

ヘッケラーアンドコッホ社へ専用供給されているG28向けの固定傾斜25MOA エラタックマウントですが、こちらはRAL800 セラコートが施されているわけではなく、ハードアノダイズドによるRAL8000に近しい色が施されています。HKの発注単位が如何に多いのか、ということだけは想像できます。

 

【見た目もエラタック】

エラタックマウントは、軍用のタクティカルマウントであり、欧米を含むローエンフォースメントで実際に使用されている、ロングレンジに特化したタクティカルマウントです。

 

サバゲーには過剰とも思えるスペックですが、その実力は突出しており、その尖った実用分野においては、他社の追随を決して許さない、信頼と品質を誇るジャーマンプロダクトです。

 

本体重量は400グラム程度でしょうか。

 

スマートなボディーではないかも知れませんが、理由のある本体デザインは、ドイツの軍用基準を満たすため、過酷な環境下で任務を遂行する現場の厳しい要求を反映し、メーカーが辿り着いたエラタック傾斜マウント

 

ぜひ本物の品質をお試しください。

 

【マック堺様にレビューを戴きました!】

マック堺様にレビューをいただきましたので、こちらでご紹介をさせていただきます。VFC HK417にエラタック傾斜マウントのセットアップです。使用いただいたスコープはビクセンのアルテス 5-30x56 ELD20 になります。

 

ドットサイトは、エイムポイント マイクロ H-2 をエラタックのクイックリリース式でマウントしています。遊戯銃以外、マウントから上部分は全て実銃用のリアルセットアップです。

 


【まとめ】

これからは、サバゲーの方々へ向けた情報発信も定期的におこなって参りますので、お楽しみにどうぞ。

 

さらっと短いブログでしたが、今回もここまでお付き合いをいただきありがとうございました。

 

InstagramSNSにて情報発信もしておりますのでよろしくお願い申し上げます。