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エイムポイントの対物。

【ドットサイトも使いたい】

今回はエイムポイント Micro H-2です。ちなみにデントラーマウントにもエイムポイント専用マウントレールのご用意があります。狩猟用に用いられるドットサイトの選択肢はいろいろとございますが、このエイムポイントも人気があるサイトです。ドイツでも熱心なユーザーに支持されるこのサイト、対物側のレンズが傾いています。

 

一瞬、あれっ?もしかして指で押しちゃったか? っとあせるのですが、大丈夫です。

 

これは意図的にレンズを傾けてあります。

 

【傾いたレンズ】

本体の内側にドットを照射するユニットが配置されています。

 

対物レンズ側の傾きは何となく適当つけられている訳ではなく、そうあるべき理由により傾いているそうです。

 

写真では見にくいかもしれませんが、接眼部側の右下に照射ユニットが仕込まれています。

 

メーカーHPの説明によると、このユニットから照射される光線が対物側の傾いているレンズに照射され、その反射した光線をドットとしてシューターの目でとらえているという仕組みらしいです。

 

【マウントしてみよう】

先日出かけた狩猟にもドットサイトを用意しておきました。使用マウントはエラタック傾斜マウントです。

 

狩猟用のVixen 6‐24x58BDC10 SFP はロングレンジ向けスコープに分類され、パララックス補正ダイヤルを使っても、ピント補正は最短で距離30m〜です。ゆえに、近距離のターゲットに対してはその能力を発揮することが難しいスコープでもあります。ドットサイト等の併用でフィールドにおけるスコープの弱点を補完することができます。

 

 

写真では、スコープの上にエイムポイントを載せていますが、ドットサイトの狙点とペレット着弾点については射撃場でゼロインを済ませておく必要があります。

 

 

 

 

【クリック当たりの移動量】

ツマミの1クリック当たりの移動量は、

 

距離100mで13㎜

距離90mで11.7㎜

距離80mで10.4㎜

距離70mで9.1㎜

距離60mで7.8㎜

距離50mで6.5㎜

距離40mで5.2㎜

距離30mで3.9㎜

距離20mで2.6㎜

距離10mで1.3㎜

 

といった感じです。

 

 Aimpoint Micro H-2の最大エレベーション/ウィンデージは確認しておりませんが、後で見ておきます。

 

上の写真は10日ほど前に訪れた埼玉県の嵐山小川周辺です。狩猟シーズンは始まっておりますが、私自身も安全対策とマナーには十分に気を付けて参ります。

 

短いBlogになりましたが、今回もお付き合いいただきありがとうございました。

 

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