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番外編

旅の途中で見かけた小さな鹿

ドイツへ行ってまいりました。今回は狩猟関連の訪問ではありませんでしたが、旅の途中で鹿に出会いました。ここはハンブルグ市内から鉄道で数分の場所ですが、リラックスをした鹿が草を食んでいました。この辺りはハンティングが許可されてないようで、チラッとこちらを振り返りはするものの、警戒する素振りもなく、のんびりした様子です。

 

移動中の駅の構内でハンティング雑誌を見つけました。ナイトハンティングの面白そうな特集が組まれていたので購入してみました。

 

猟銃にマウントしたライフルスコープにアダプターをかませ、対物レンズ部にナイトビジョンを取り付けるスタイルのハンティングの提案については、ここ数年のドイツ狩猟関連の展示会において頻繁に目にします。最近では、JAHNKEというドイツメーカーがドイツの狩猟展示会や専門誌で積極的な展開を見せています。2つのナイトビジョンをアダプターで繋げた双眼鏡タイプもあるようです。恐らく単純に2倍以上の上代でしょうか。

 

ドイツでは、原則としてナイトビジョンをライフルスコープスコープ本体に取り付けて狩猟を行うことは現在禁じられている状況があり、現行犯は狩猟免許をはく奪されてしまいます(猟銃にマウントせずに、ナイトビジョン単独での使用は可)。ですが、実際のハンティングでは、違法と知りつつもナイトビジョンをライフルスコープに取り付け猟をするハンターは少なくはないようです。この先の将来、ひょっとすると規制緩和の可能性はあるのかもしれませんが、ナイトビジョンの使用は暗所での狩猟に効果的過ぎる面があるため、管理側当局(日本で言うところの環境省)としては、鳥獣の保護や管理の観点から、イノシシや鹿などの個体数維持と管理が難しくなります。

 

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