ブローニングBAR3でスコープを2本運用。

【はじめに】

本州もいよいよ狩猟シーズン。山形県新庄市に本社を構える小野銃砲火薬店様によるデントラーマウントのお取付けをご紹介します。巻狩り用のライフルスコープに加え、大口径のロングレンジ向けライフルスコープも使って見たいという欲求。今回のブログはライフル銃はブローニングバー(BAR)マーク3(MK3)でライフルスコープを2本!という記事です。今回のお客様、所持銃器はBrowning BAR MK3, 308Winにデントラーベースレールを導入済み。March 1-8x24に加え、ロングレンジ向けのスコープを追加導入したいとのご相談。それではブログいってみます。

 

【March 1-8x24】

ブローニングBAR MK3に巻き狩り向けショートスコープ、マーチ1-8x24が載っている図です。これは実際にお客様がご使用中のスコープですので、小野銃砲火薬店様ではスコープ高さとアイレリーフの位置の目安をこの時点で計測していらしゃいます。

 

【ボアサイターで覗くと】

こちらはFFPのショートスコープ、March 1-8x24をボアサイター越しに覗いた図。全く問題なさそうです。

 

【ラッピング】

ドイツ製のデントラーマウントをライフルスコープへお取付け戴く場合、基本的にラッピングの必要はございません。小野銃砲火薬店様では、丁寧なスコープマウントのお取付け(過去ブログ)を心がけて戴いていることから、ラッピング作業はスコープ取付けにおける標準工程とされています。

 

【デントラーで2本目】

30㎜径ジグを使いラッピング作業を終えた図です。ここにライフルスコープを取付けていきます。リング固定ネジは全部で8本。ここから、ネジの締め付けトルクと左右リングの隙間を均等に測りながらの作業工程に入っていきます。

 

【ライト光機4-24x50】

新たに追加されるロングレンジ向けスコープ、ライト光機4-24x50にデントラーマウントを装着し、Browning BAR MK3へ取付けた図がこちら。

 

ここから続けてボアサイターを用いた仮設定を行います。

 

【ボアサイターの図】

ボアサイターを用い、バレル中心とスコープ射線のアライメントを取っている図。完璧です。

 

この状態(仮設定)で射撃場へ向かい、最終的には試射を行い着弾点の補正が必要な場合は、ライフルスコープに内蔵されているウィンデージ/エレベーション調整機構を使って設定を固めます。

 

【まとめ】

ということで小野銃砲火薬店様によるデントラーマウントお取付けをご紹介させていただきました。山形県近隣にお住いのハンターの皆さま、デントラーマウントのご相談は小野銃砲火薬店様へお気軽にどうぞ。

 

狩猟シーズン解禁まで残すところ僅か。全国各地の猟友会様主催による猟期前に行われる射撃会も大詰めかと存じます。所持猟銃の安全確認は射撃場でしっかりとおこなっていただき、11月の狩猟解禁日を万全の状態で迎えて戴ければと存じます。デントラーマウントの導入ご相談につきましては、全国のデントラーマウントお取扱い銃砲店様、または弊社へお気軽にご相談を戴ければと存じます。

 

【デントラー動画】

ドイツ製のデントラーならライフルスコープを自由に着脱。しかもゼロインはそのまま。着脱方法の短い動画です。

デントラーならドットサイトも簡単着脱。ライフルスコープと併せ、狩猟スタイルに応じてご使用いただけます。