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デントラーマウント導入を。

本日のBlogは、デントラーマウントの導入をご検討の皆様への豆知識。スポーツ射撃、あるいはハンティングにおける使用を目的に、スコープマウントを新たに導入しようとする場合、気になる点が幾つかあるかと思います。今回は、デントラーマウントと、所有していている銃器を含む光学機器との相性についてです。

 

デントラーマウントを導入いただいているハンター様の多くは、ライフルスコープ、ドットサイトなどを複数所有しています。❝実際にデントラーを取付けた場合、アイポイントはどのあたりの高さになるのか?❞  今回はこの辺りにフォーカスを置いて話を進めてみます。

 

【銃器レールからの高さ】

ウィーバーピカティニーレールが標準搭載されている銃器へ、デントラーマウントを導入しようとする場合の参考例です。

 

こちらはデントラーのベイシスを取付けた図ですが、レールのTop面からのベイシストップ面までの高さは11.87㎜

 

デントラーでは、このベイシスの上に、マウントレールと呼ばれる自由着脱が可能な高精度モジュールを組合わせ使用することで、ハンティング、スポーツシューティングといった用途に応じ、ゼロインを維持した状態で、ライフルスコープや、ドットサイトのワンタッチ着脱を可能にしています。

 

【Aimpoint専用レール】

デントラーのマウントレールのひとつとして用意されているモジュールがこちら。エイムポイント専用のマウントレールです。

 

これとは別に、ドクターサイト(現NOBLEX)用のマウントレールもございますので、互換性のあるフットプリントを備えた光学サイトであれば取付けに問題はありません。

 

【フットプリントまでの高さ】

こちらの写真。ベイシスにAimpoint専用マウントレールを取付けた図です。

 

わかり易いように専用レールからAimpoint Micro H-2を取り外してみました。

 

銃器側のレールTop面から、Aimpoint専用マウントレールのTop面までの高さは19.23㎜。デジタルのぎすで採寸しましたが、誤差もありますので、ここでは約20㎜としておきます。

 

【W/Pレール対応の上部レール】

続いてこちら。

 

デントラーのウィーバーピカティニーレール対応のマウントレール(上側レール)を取付けた図です。

 

こちらでは、銃器側のレールTop面から、マウントレールの窪み面までの高さを21.11㎜としてご紹介します。ただし、僅かな誤差もございますので、採寸精度についてはご容赦を。

 

【光軸中心までの高さ】

ここにAimpoint Micro H-2を取付けてみます。エイムポイント本体には、製品付属のアクセサリーをつけましたので、デントラーのウィーバーピカティニー式のマウントレールへの取付は容易です。

 

銃器側のレールTop面からAimpoint Micro H-2の光軸中心までの高さは、手持ちのデジタルのぎすによる採寸で44.65㎜

 

【ライフルスコープに取付け】

ライフルスコープを取付ける場合、リングに加え、リングを取付けるベースレールを用意します。

 

リングには3種類の高さが用意されていますので、好みのタイプを選択することになりますが、BH3.5㎜で大体の場合は問題ありません

 

 

【まとめ】

ロングレンジ向けの対物レンズ径が56㎜のスコープでもBH3.5㎜で大丈夫ですが、銃器側のバレル部が特徴的なもの(例えばハンドガード、又はロングピカティニーレール等)の場合、スコープのフード部分が僅か干渉してしまう場合がありますので、不安な方は、ご使用の道具とあわせ、最寄りのお取扱い銃砲店様、または当方へ事前にご相談いただければと思います。

 

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