狩猟用ライフルスコープ Vixen 6-24x58 です。
過去Blogでも同一のライフルスコープを使い内蔵レチクルのMD10について深掘りをしたことがありますが、この4倍比スコープの最大倍率は24倍です。実際のフィールドで24倍を使う場面は限定的ではありますが、射撃対象によっては標的がクリアかつ、大きく見えるという点はシューターに安心感をもたらす要素でもあります。
スコープの高倍率化で犠牲になる点は明るさと視野角です。動きの速い標的は低倍率広視野のスコープ或いは光学機器が適しています。
狩猟スタイルに適したスコープ、或いはスコープ選びに迷っている方は、お近くの銃砲店様へご相談を戴くことでプロのアドバイスをいただけるかもしれません。
今回のBlogでは、倍率10x、または15xでは少し物足りないと感じているハンターの皆様へ、Vixen 6-24x58で覗く最大倍率24xの標的を見ていきます。それではBlogいってみます。
ちなみに、MD10レチクルにおける倍率24x時のドット間は100m先で4.1㎝とされています。この点を踏まえて先ずは倍率24x の1枚目。
こちらは過去Blogで用いた50m先の木に張り付けたマルボロのソフトケース写真です。使用倍率は24x でした。
この写真に見えるケース実寸サイズは5.5㎝弱。レチクルでは、2〜2.5弱の目盛がつかわれています。このことから、ドッドの間隔が約2㎝と推察できます。距離50mでは、MOA(Minute of Angle:分角)が距離100m時の半分に変化していることがわかります。
余談ですが、前もって対象物の大きさが判明している場合、その情報から距離を推察(過去Blog)することもできます。
こちらの写真は倍率24倍、長瀞射撃場の50mレーンにて的を覗き込んだ際のもの。使用している的は埼玉県長瀞射撃場の大口径150m標的です。
黒色反転部分のサイズを定規で測ったことはありませんが、前述のマルボロケースを使った倍率24倍時の実測値から推測すると、的中心から連続して連なる各外輪の幅は2㎝ という感じでしょうか。
次回の射撃場訪問時に正しい寸法を確認して参ります。
ちなみに、使用した猟銃はスプリング式空気銃です。流石にハイパワーエアライフルの様にはいきませんが、これはこれでチャレンジングな猟銃で面白いです。